保護うさぎの預かりボランティアをやってみませんか?
お知らせ

保護っ子譲渡時の里親さまご負担金について。

だるまうさぎレスキュー2018.5.17記事より転載

これまでも何件かお問い合わせ時に尋ねられた事がありました。
また、譲渡時やトライアル時にお話しする機会も多かったのでブログにてご説明させて頂ければと思い、今回書かせて頂きます。

保護っ子の医療費・お世話費用としてご支援頂いている上に、里親様に譲渡時にご負担金が必要な理由として。

・屋外飼育からの保護っ子の場合、ノミ・ダニ駆除の為の薬の投与が必要です
 (病院によって金額は違いますが、基本的にレボリューションの投与を行います)
・健康状態の早期把握の為に健康診断(触診・レントゲン・血液検査等、それまでの飼育状況や必要に応じて検査内容が異なります)
・今後繁殖に利用されない為、また生殖器の病気を未然に防ぐための不妊手術

・・・と保護後に病院へ通うだけでも何回か。そして治療費自体はワンちゃん、猫ちゃんと大差ありません。

うさぎに欠かせない口腔内検査もあります。

不妊手術で例えると(病院側にご迷惑のかかる事がある為、これまで金額は表に出しておりませんが)
男の子で20,000円~、女の子で30,000~費用がかかります。
都市圏であったり、地方であったり、手術方法により、金額も保護宅さまのかかりつけ医で変わります。
都市圏だと検査費用込みで50,000円超える事もあります。

保護期間中に1うさあたりにかかっている費用は保護期間にもよりますが医療費を含めると平均しても数万円以上になります。

また、うちから東京へトライアル移送すると新幹線+在来線で25,000円くらいかかります。
関西圏から移送となると+α上乗せになります。

総額全てを里親さまにお願いはさすがに出来ません。
(例えば支援金を頂いていない状態で、医療費・移送費全てを里親様にお願いするとなると・・・
少なくとも5万円以上となってしまいます。)

当方で保護している子達の譲渡時の里親さまへお願いしている一部負担金は15,000円です。
(お店から迎えて健診や不妊手術したらもっとかかります)

私共だけでなく、団体さんやNPO法人さんでもそうですが全てを自腹で続けていくには今現在の切れ間なく続く保護では金銭的に追いつきません。

皆、それぞれ家庭があり、仕事があり。

寝食の時間を削って保護っ子のお世話をし、ブログを書き、少しでも保護っ子達に幸せなおうちが見つかって欲しいと願って活動している方々が大半です。

そういった状況も踏まえてのご負担金です。

「支援もらってるのに里親からもお金取るの?」

答えは「はい。どうかお願いします」

です。

ご支援頂いているお金はこれまでの保護っ子達の為に皆さんお小遣いを削ってくださったり、自作のチャリティーグッズを販売して保護っ子の為に使って下さいと毎月ご支援くださっているものです。

今いる子達で保護活動が終わるのなら、それでおしまいなのですが、現状跡を絶ちません。

里親になって頂く際に里子になる子にかかった費用の一部、またトライアルなどで移送する際の交通費の一部としてご負担金をお願いしています。

里親さまから頂いた一部負担金は今後保護される子達や現在も里親さま募集中の子達の幸せのために使わせて頂いております。

何卒ご理解頂けますよう、お願い致します。

※※現在、お世話費用・医療費はマイナスです。各預かり様に立て替えていただいている状況です。

お問い合わせを頂いてからの流れなど、過去記事にありますのでそちらもご一読ください。
⇒  https://ameblo.jp/darumausagi/entry-12374518417.html

里親様へお願いしている事(飼育条件等)
⇒  https://kku-mj.usagirescue.com/family/#request

※※だるまうさぎレスキューとは※※

個人の保護活動では対応しきれない多頭崩壊や屋外飼育環境からの保護、里親探しを中心に個人の保護ボランティアさんが協力しあって動いているプロジェクトです。

各預かりボランティアさまの金銭的負担を出来るだけ無くし、保護っ子達が安心して暮らせる家を見つけるまで活動は続きます。

病気やちょっとした変化など、一人ではわからないことも預かりさま同士で話合い、相談しながら生活環境を変えてみたり、食べ物や治療に役立つ知恵を出し合いながら日々連絡を取りあい、活動しています。

保護宅が足りていないのが現状で大きな負担をかけてしまっている状態です。

少しでも負担が減る方向で今後も活動していければと思っております。

何卒ご理解・ご協力頂ければと思います。

だるまうさぎレスキュー   ぼん

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